薬剤師のキャリアといえば、薬局や病院、あるいは製薬会社で正社員やパートとして働くといった働き方を思い浮かべる人は多いでしょう。
それ以外に「もっと自由に働く道があるの?」と感じている人もいるかもしれません。かつての私もそうでした。
しかし、派遣薬剤師として働く中で、自分の生き方や価値観に合わせて、新しい働き方を自分でつくり出している人たちにたくさん出会ったのです。
この記事では、私が派遣薬剤師として働く中で見聞きした、ユニークな働き方をしている人たちの事例もご紹介します。
✔ 従来の働き方だけではない、薬剤師の多様なキャリアパス
✔ 独自の働き方をしている人たちの事例
✔ 自分に合った働き方を見つけるヒント
薬剤師の働き方は本当に多様なの?
私自身、派遣という働き方を通じて、多くの自由なキャリアを持つ薬剤師さんと話したり、人づてに聞いたりする機会がありました。
彼らの中には、従来の働き方にはあまりない、新しい道を見つけた方がたくさんいます。
私にしても、派遣薬剤師+ブログ副業で収入を確保しています。
今の働き方は、誰かに与えられるものをただじっと待っているだけでなく、
自分の価値観に合わせて作っていくことも必要だと思っています。
ヤクコジの働き方はこちら(同ブログ内の記事に飛びます)
週末だけ薬剤師?看護師と薬剤師のダブルライセンス
どんな働き方? 看護師と薬剤師のダブルライセンスを持つ人が、平日は看護師として働き、週末だけ薬剤師として働くという事例です。
なぜその働き方を選ぶの?
- 患者さんのリアルな生活に寄り添える視点を持つ:薬剤師として薬の専門知識を提供するだけでなく、看護師として患者さんの日々の生活や心の変化に直接触れることができます。
薬の説明だけでは見えにくい「なぜ薬が飲めないのか」といった患者さんの本質的な悩みに向き合えるようになります。
- キャリアの可能性と収入の安定を両立:二つの異なる専門スキルを持つことで、病院、薬局、企業など、働き方の選択肢が大きく広がります。片方の仕事が不安定でも、もう一方の資格で収入を確保できるため、キャリアと生活の両面で安心感を得られます。
- 医療全体を俯瞰できる力:入院中の患者さんに直接関わる看護師の視点と、退院後の生活を支える薬剤師の視点、両方を持つことで、医療チーム全体の動きや他の専門職の役割をより深く理解できるようになります。
週7日勤務も?企業に勤めながら「週末薬剤師」
どんな働き方? 企業に勤めながら、週末だけ派遣・パート薬剤師として働く事例を紹介します。
中には、3つの職場で週7回働くという、パワフルな方もいました。
- なぜその働き方を選ぶの?
- 収入を増やす:本業に加えて、高時給の薬剤師業務で収入をプラスできます。
- スキル維持:企業での業務とは別に、薬剤師としての知識やスキルを維持できます。
ただし、企業によっては副業が認められていないことも少なくないので、
必ず就業規則を確認しましょう。
経営者が週末だけ薬剤師?「資格」をセーフティーネットに
どんな働き方? 自分で会社を起業した人が、週末だけパート薬剤師として働く事例です。
- なぜその働き方を選ぶの?
- リスクヘッジ:本業が不安定でも、薬剤師資格がセーフティーネットとなり、安定収入を確保できます。
- 気分転換:本業のストレスから離れ、薬剤師業務に没頭することでリフレッシュできます。いつまでも患者さんと直接話せる現場に立っていたいという方もいるようでした。
まとめ|働き方をもっと自由に
薬剤師の働き方は、あなたが思うよりずっと自由で多様です。もし今、働き方に閉塞感を感じているなら、まずはいろんな働き方を知ることから始めてみましょう。
そして、一番伝えたいのは、一度試して失敗したら、その生活を正せばいいじゃないですか。
薬剤師という資格は、あなたの人生を守ってくれる最高の保険です。
その保険を存分に生かして、あなたが本当にやりたいことやなりたい姿に向かって挑戦してみるのもいいと思います。
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